なぜUNC Chapel Hillに決めたのか?を語る前に、私がどういうバックグラウンドなのかを知ってもらいたい。
- 大手IT系企業の勤務、5年前から執行役員レベル
- 日本の会社に勤めているが、約30年の会社生活のうち20年は駐在 / Local Hireとしてアメリカで生活
- 英語はまあまあできる方、TOEFLは1回だけ受けてiBT 90(予習なし)
- GMATは勉強してみようかと参考書は買ったものの、時間かけてまでスコア取るのは無駄だと見切り
- 妻と子供1名、父のMBA開始のタイミングで大学進学
これだけ見ると「何で今更?」と思う人もいるかもしれない。私に言わせれば「何で今やらない?」である。
普通に生きればあと25〜30年は生きていくことになるのだろう。
このまま会社勤めを続け60歳で引退、趣味と妻との散歩だけで残りの15〜20年を過ごしていくのはあまりに想像がつかない。少なくとも70歳までは何らかの形で働いていたい、世の中にインパクトを与え続けたいし、未来を担う世代に対し何か残したいと思う。60歳過ぎてからサラリーマンを続ける気はない。
そう考えると「会社退職から20年生きていくだけの経済力確保」と「10年間働いていける場所として起業」の両方を実現しなければならない。
一方、この20年間で我々は様々なことを学んできた。
- COVID-19のようなPandemicは世界中の全ての活動を一瞬にして停止させるほどの威力を持つ
- いつまた大地震や火山噴火が起こってもおかしくない
- 地球温暖化の影響による大雨は世界のサプライチェーンを崩壊し、多くの命を失うことができる
- これらの人的以外(地球温暖化は人的か?)の理由によって、企業なんてものは一瞬で吹っ飛ぶ
何が起こってもおかしくない、何も保証されないこの世の中で何もアクションしなくていいのか??
MBAが全ての答えを出してくれるとは思わないが、少なくとも自分が持っていない知識や人脈、自分とは違う考え方、自分が思いもしなかった方向性を与えてくれると信じている。
同じタイミングで大学進学する娘に、50歳過ぎても勉強しようとしている父の背中を見せてやりたいという気持ちがないでもない。
今日は母の日、ブログはこの辺までにして家族サービスに勤しもう.....