前回のブログから1ヶ月が過ぎてしまった.....
最低でも毎週1回は書き込もうと決めていたのに、この学期の忙しさにかまけて全く実行できなかった。言い訳するわけではないのだが(と、完璧に言い訳だが)、この学期の分量とスケジュールは本当に厳しかった。
まずはMarketing。昨日やっと課題を出し終えたのだがこの「プロジェクト」と呼ばれる課題がなかなかの曲者だった。10週間の最初に「自分のペースでプロジェクト進めてください。早めに手をつけておいた方がいい。」と言われていたのだが、そう言われても動けないのが並の人間だということなのか。
実在の企業、もしくは自分で温めているビジネスプランなどを選び、それを10週間で学ぶマーケティング手法を使って分析し、そのマーケティング、宣伝プランを考えるところまでをレポートするというもので、例をして渡された過去のレポートでも平均35ページ近いものだった。無難に実在のスタートアップ企業か何かでやっておけば、基本的にはFactさえきちんと集められれば進められると気がついたのは大分経ってから。少し前に思いついたビジネスアイデアをベースにやったものだから、そもそも練れていない要素を付け加えながらの作業となってしまい、計50ページ、結局70−80時間は費やしてしまったのでは。最後は力尽き、広告のイメージ作りまでは断念し、広告会社に提出するCreative Briefを書き上げるところまでで辞めてしまった....😭😩
それでも大変勉強になったのは確か、やはり基本に立ち返ることが大事だということを思い出させてくれた。
- 何事も"Customer"目線が一番重要である
- 外的環境(経済、社会、競争相手)を徹底的に分析する
- バリューチェーンにおける自分の強み、弱みを分析し、それをどう戦略に反映する
- 対象市場(業界、製品、顧客、チャネルなど)をセグメント化して比較評価する
- 評価のための決定プロセスを作る
- 一番金のあるところを利益の源泉とする(どこに一番金があるのか、を見極める)
- ビジネスのValue Propositionを明確にして適切な市場へのコミュニケーション(宣伝広告)を行う、などなど.....
書き出してみると当たり前のことだし、普段は口に出さなくてもやれている(であろう)ことなのだが、あえて言語化してみるとその意味の深さに気付かされる。
これがリカレントなんだ
もう一つのFinancial Accountingもなかなかの曲者、密かに簿記1級を持つ私でも英語での財務会計はそれなりに苦労した。
実はまだ最終試験を明日に控えておりまだまだ余談は許さないのだが、Marketingと違って定量的で常に答えがあるところはやり易い。やはり自分にはこういう定量的、計量的な学問の方がとっつき易い。でも、それだけでは近い将来の夢である「アメリカでのスタートアップ」を実現することができない、と反省。
中間試験は正解率90%、逆に言えば10%も間違えてしまったことになる。あれだけ自信あったのに....
正直あまり授業は面白くなかったが、必須科目なのでしょうがない。「このくらいは最低限知っておけ」ということか。
このMBA@UNCにはStudent & Alumni向けの自主的なFacebookページがあり、結構頻繁に投稿がされ、通常の24ヶ月の過程を終えた喜びの声が書き込まれている。
自分も早くそこに到達したいものだが、まだ2学期が終わった(正確には明日終わる)だけ。まだまだ先は長い。
完全なMプレイだが、あと1年半何とか頑張ろう!!